二層のそら

#にそら

天へ光を還し続けることを宿命づけられたものたち

宿命に従うかぎり　永遠の活動をゆるされたものたち

目には見えない外側の意思「大空 -おおぞら-」を知りながらも

彼らは彼らの　己の空を自由に生きる

ゲームの舞台である「空の王国」のある次元の外側に、もう一つの別次元（プレイヤー次元）がある世界。
「旅人」としてホームに生まれ落ちる星と、エリアに生まれ落ちることによって「住人」として生きる星が存在している。
そのどちらもが「山を越え、天に光を届けること」がホシノコとしての本分であることを認識し、生活する。

外側からの不可視の干渉は平均的に認知されており、とくに旅人の星々はその存在を普通のものとして受け入れて生活している。

また、王国の内側でも「層（チャネル）」があり、平和な層と不穏な層が存在する。
個々の星々は己の持つ属性により、接続しやすい層が変わる。

生まれ落ちる際に、まっさらで情報を持たず、無邪気なこどもの性質で生まれるものもあれば、いくらかの能力を生まれ持つ者もいる。
後者がちからを持って生まれることは「大空からの贈り物」「大空に持たされたもの」と呼ばれ、その星の生き方に大小の影響を与える。