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外見
男
30歳
175cm
性格
好奇心と行動力の塊。
非常にポジティブな性格で、少し能天気・楽天的な面が強い。
知らない人にも平気で声をかけて手伝いを求めたりするが、その分きちんとお礼をしようとする対人関係におけるバランス感覚も持っている。
自分の研究に興味を持ってくれるひとのことはみんな好き。
詳細
峡谷を故郷に持つホシノコ。さまざまな研究やフィールドワークを続けており、光と闇の関係について1番興味深く探っている。
かつて親友と呼べるほどの親交を深めたホシノコがいた。
彼は外から来た旅人であったが、よく峡谷に遊びにきて、まるで同じ生まれなのではというほどによく遊び、行動を共にした。
いつも一緒に楽しく過ごしていたが、山を越えた後だけはいつも彼の様子は違って見えた。
よそよそしいような雰囲気。
彼はいつも山を越えた先の風景を教えてくれた。雷雲の中に聳える建物、光の生物、砂嵐、美しく優しい暗闇と、闇の海に浮かぶ光の群れ。全てが信じられないような、きっと美しい世界だと思った。自分もそこにいたらしいが、記憶がない。
自分にあるのは、山での苦痛を越えた先で、己がまるはだかにされて、力も抜けて、風にさらわれるような…
そうして気づけば、天球儀の回転の下で目を覚ますのだ。そのときには身体の痛みは微塵もなく、でも新品の体が上手に動かせない気がして…美しい光景は、知らない風景だ。
あるとき、親友を失った。
正確には、親友の人格が消えた。共に山から帰ってきたはずだったのに、次に顔を合わせた親友は言葉を忘れ、苦しみを感じる心をなくしていた。
彼が、嘘つきと呼ばれていたことを知っていた。自分は嘘ではないと思っていた。それでも、言葉はきっと彼を蝕んだ。
願えば叶う天の頂で、彼は何を願ったのだろうかと。思うも全ては手遅れで、自分は今更探し始めたのだ。
天空が存在する証明を。彼を嘘つきと呼んだひとを納得させるための手がかりを。
長くして、証明するべき相手はいなくなってしまったが。
彼は変わらぬ無垢の者。彼は彼だとわかっているが。
今ではこれが、自分の生きる意味でもあると感じている。
関係性
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